endlessly 

ひとりきりじゃ

抱え切れない程の憂い


徐々に

淡々と

奥底まで

侵していく



術を失い


拠り所がなく



endlessly

風任せに彷徨う



お気に入りの曲も

耳に届かず

心に響かず

endlessly

endlessly



せめて

大好きなフレーズ

聴き逃さないよう




懸命に耳を澄まし

まるで輪唱の如く

口ずさんでみる

小さな小さな声で
Oto
  • 立ち寄って頂いて
    ありがとうございます。

    共感頂ければ幸いです。

    詩によるコメントには拙いですが、返詩させて頂きます。

言の葉

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