selfishness
何時とはなしに 人は 主観と客観 均衡を旨く保ち 日々を過ごしている でも それは 容易い事では無い 誰もが出来るとは限らない 主観の視点に偏りがちな 根拠なき自信に満ちた 共感力や想像力が乏しい人は 自分の感覚と 他人の感覚を 分離する事が出来ず 考えを巡らす事が出来ず 思った事が直ぐさま言葉となる その為で 傷つき哀しむ心の存在になど 微塵も 気づく事は無い どれほど 穏やかに諭してみても 強めに注意を試してみても 全く悪びれる事はない 割り切って 適度に距離を置けば 傷が深まる事は無いのだろう とはいえ 揉めごとが 殊更心にのしかかる私には 身勝手な人にも 都合のいい人間を 演じる事しか出来ない 言い知れぬ想い 破れかけた心にしまい込んで