共鳴

いつからだろう
まるで、誰かとの約束事のように
毎日月明かりを浴びるようになったのは
今日もまた
綺麗な月が
あなたがくれた
水晶のネックレスに共鳴して
私の心根の深い闇まで
溶かしてくれている

こんな風に
こんな風な
心まで無になってしまうなんて
思いもしなかった
時に寄り添い
時にぶつかり
それでもずっと心を満たしてくれていた
いつもそう
気付いた時には
手は届かない
声さえも届かない

喪失

私の唯一の癒しが
いま私の前から消えようとしている
私は
これから
どこを見て
どこへ向かえばいいのだろうか
見据える場所も行くても
それは
茨に閉ざされて今は何も見えない
足が微動だにしない