Start moving

まるで子供が

覚えたての言葉を話すように


あなたの名前
何度も呼んだ


土砂降りだったあの夜も


雪に覆われたあの朝も


心はいつも

あなたの事を探していた


逢えなかった日々を埋めたくて

あなたの手に
何度も触れる


変わらずにしなやかで


変わらずに温かくて


涙が溢れ出す


優しく拭ってくれるから


余計に涙が溢れ出す


止まっていた時間

やっと

動き始めた

Oto
  • 立ち寄って頂いて
    ありがとうございます。

    共感頂ければ幸いです。

    詩によるコメントには拙いですが、返詩させて頂きます。

言の葉

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