白い月


 

まだ明るい空

ぽっかりと浮かぶ白い月

雲間に

消え入りそうになりながら

うっすらと

寂しげに


暗闇が怖くて


青空に憧れて


でもその眩しさに

負けそうになる


そんな自分のようだと

自然に

とても自然に


足を止めて

息を殺し




ただ


Oto
  • 立ち寄って頂いて
    ありがとうございます。

    共感頂ければ幸いです。

    詩によるコメントには拙いですが、返詩させて頂きます。

言の葉

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