天使の梯子

 

堕ちていく

堕ちていく

そんな私を冷めた瞳で

見つめている私


堕ちていく

堕ちていく

涙は枯れ果て

声も枯れ果て

差し伸べられた手に

縋り付く力も残ってはいない


一筋の光に気づいて

振り向いてみた

そこには

両手を広げて

微笑む君がいた

静かに

体の力が抜ける


よかった

君がいてくれて
Oto
  • 立ち寄って頂いて
    ありがとうございます。

    共感頂ければ幸いです。

    詩によるコメントには拙いですが、返詩させて頂きます。

言の葉

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