気まぐれな春は
行ったり来たりしながら 桜を散らす 舞い散る花に見入りながら 不安が心を過ぎる 逢う約束もまた先延ばし なんてことに なったりしないかと |
桜が舞い散る佇いに
私の心も騒めき 響めき あなたと見た桜を思い描く あの日ば戦ぐ風も少なく 花びらを散らさずにただ躍っていたね もう一度逢えるかな 葉桜になる前に |
春雨が続く中
薄雲りの空から 碧空が覗く たったそれだけで 心が癒される まるで キミが会いに来てくれたみたい |
すぐにまた
逢いに来るよと 言ったキミの言葉が眩しくて 名残を惜しむよに 手を繋ぎなおす あとほんの少しでもいいから |
きっと今日は
私にとって忘れられない日 記念日とまでは言わないけれど 大切な日 キミがとびきりの笑顔をくれたから いつにも増してとびきりの |
雪がしんしんと降る
私の涙に音色があるなら それも多分しんしんと 奥深く静寂に 誰の耳にも届かないよに |