無心

今宵の月は いつにも増して 幻想的に神秘的に まるで心の奥底まで 見透かすように 光を放っていた 濁った心を 洗い流して欲しくて 肌寒さも忘れて ただひたすらに見入っていた

追憶の欠片

一緒にいるだけでただ楽しくて 冗談ばかり言い合って お腹を抱えて笑ったり たまには喧嘩もしたね まさか 手を離す日が来るなんて 考えも及ばなかったから 宙を舞う掌は行き場を失って ふたりのサヨナラを台無しにした 上手く笑 […]

personality

たまには 歩みを止めて 躊躇わずに休んでみよう 大丈夫 元気が出たら また歩き出せばいい 前を向いて 人に合わせる必要は無いから 自分の歩幅でゆっくりと

I want to see you

逢えなくなって幾度となく 夢の中で心が体をすり抜けて あなたの街へ 電話の声は変わりないから 私も目一杯嘯いてみるけれど あなたには全部お見通し さり気なく優しく 私を和めてくれる 時には下手な冗談で 笑わせてくれる そ […]

奏で

愛してるって 何度も 心の中で叫んではみたけれど 全然足りなくて あなたの胸の中に住むあの人は ずるいよ何時迄も歳を重ねない ブレーキかけて 立ち止まって 後退りさえもしてみたけれど 昂まっていくばかりで 留まることは容 […]

分岐点

答えはひとつだけじゃない 複雑に絡まり合っていて 容易くは解けない 道程はひとつだけしゃない 複雑に枝分かれしていて 事もなげには前に進めない 自ら試行錯誤して 自ら足を踏み入れて 自ら導き出すしかない 巡らして巡らして […]

moonlight

穏やかに徐ろに 柔らかな光で照らしてくれる月 朦朦たる雲に覆われても 人知れず心まで 光を放ち続けてくれる さんざめく太陽のような 執拗な主張はなくても 炳たる存在感はなくても わたしにはそれが殊のほか心地よい あなたの […]

prickle

君の心に立ち塞がるは 荊棘の道 君の心に覆い被さるは 漆黒の闇 もしも 君が心を解いてくれたなら 行き場を失った心に 僕は透かさずに 手を差し伸べるだろう 心に刺さった棘を 余すところ無く 抜き去るだろう ほんの小さな1 […]

花吹雪

風が吹き付けて 桜が散り乱れる 受け止めたくて 差し出した掌 また風に揺られて 花びらは 微笑むあなたの頬を掠めて落ちた 散敷く花びらを見つめる とても綺麗だけど 無性に哀しくて 気がつけば あなたの手を握っていた 握り […]