月暈





久しぶりに
夜空を見上げた

目に飛び込んできた月

まわりには光の輪

幻想的な月暈


幸運のサインだと

いつか聞いたことを

ふと
思い出す


でも
私が見つけた
月暈の中の月は

小さく欠けていた


明けがた
また空を見上げてみた

その時にはもう
月暈は消えていて



知らぬ間に


頬を一筋涙がつたった
Oto
  • 立ち寄って頂いて
    ありがとうございます。

    共感頂ければ幸いです。

    詩によるコメントには拙いですが、返詩させて頂きます。

言の葉

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