涙溢れて

こんなに長い間

会えなかったのは

初めてだったから

あなたの顔を見た途端


とびきりの笑顔のままで

涙が溢れた


困った顔したあなたを見て

今度は 泣きながら笑ってた


不器用なあなたは

私をふわりと抱き寄せて


会いたかったよと

呟いた


それだけでじゅうぶん

まつげを濡らした涙は

いつの間にか止まってた
Oto
  • 立ち寄って頂いて
    ありがとうございます。

    共感頂ければ幸いです。

    詩によるコメントには拙いですが、返詩させて頂きます。

言の葉

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