dream 夢を見た そこはこころなし暖かい場所 ここだよ 君の声がする でも振り返っても誰もいない こっちだよ 君の声がする でも見回しても誰もいない 不安になって 目覚めたら 静かに眠る 君の両腕に包まれていた
踏破 ゴメンナサイも言えず サヨウナラも言えず 振り返ってしまいそうな心を必死で抑え そう まるで樹海を踏破するかのように 振り払ったあなたの手の温もりがまだ残る そんな右手を握りしめながら たった今来た行く先も知らない列車に乗り込む 声をコロシテ涙しながら
天使の梯子 堕ちていく 堕ちていく そんな私を冷めた瞳で 見つめている私 堕ちていく 堕ちていく 涙は枯れ果て 声も枯れ果て 差し伸べられた手に 縋り付く力も残ってはいない 一筋の光に気づいて 振り向いてみた そこには 両手を広げて 微笑む君がいた 静かに 体の力が抜ける よかった 君がいてくれて